真空ポンプを運転し、真空チャンバー容器をまず半真空状態にして、加温されたエアをワークに直接吹き付けることでワークの加温・付着水分の荒取り乾燥を行います。次に、全真空運転に切替えて水の沸点を低下させて、ワークに付着残留の水分を蒸発拡散させて完全乾燥を行います。
01減圧・真空乾燥機の特長(メリット)
メリット 1安定した減圧真空乾燥運転
本機に搭載の真空ポンプは、実績と信頼性の高いルーツタイプを採用しており、安定した減圧真空乾燥運転が可能。
メリット 2短時間で乾燥が可能
常温のワークでも短い時間で乾燥が可能な減圧・真空乾燥システムを採用。
メリット 3加熱ヒータを標準装備
常温のワークあるいは乾燥促進のため、加熱ヒータ(輻射ヒータと底部熱板ヒータ)を標準装備。
02減圧・真空乾燥機イメージ
03性能
型式 | 減圧・真空乾燥機MRVD-600 | 真空チャンバー | SUS製、 円筒型溶接構造 、上下昇降式(エアCYL.駆動) チャンバー寸法 : φ600×550H(140L) |
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乾燥法 | 減圧真空乾燥法(真空下における水分蒸発) | ワーク加熱器 | 輻射加熱ヒータ : 4KW 底部加熱熱板ヒータ : 2KW |
対象ワーク | 金属系の加工部品など (適用寸法 : max. 400(W)×300(D)×300(H) | 装置外形寸法 | 950(W)×1200(D)×2270(H) |
真空ポンプ | 型式 : 小型4段式(1.5KW) 口径 : 25A 最大到達真空圧力: 10 Torr 排気速度 : 770L/min. at 2800 R/M 真空到達速度 : 25sec.(140L容器にて) | 電源、容量 | AC200V 50/60HZ × 3Φ 10KW |
04機械寸法
05製品のより詳しい情報は…
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